前回のブログでお知らせした筑波大学生主催によるオンラインイベント「College
Summit for Peace in TSUKUBA」。
その終了後にディスカッションさせていただいた学生さんから、連絡がありました。
なんと、当アオニサイファームの活動に興味を持ってくださり、もっと詳しく話を聞きたいとのこと。なんと嬉しいことでしょうか・・・。
農園に招待したところ、後日さっそくお越しくださいました。
学生さんは農学部に在籍中の女性2 名で、卒業後は大学院に進学しさらに研究を深めたいとのこと。
ファーム内の見学をしている様子から、勉強熱心さがひしひしと伝わってきました。
そんな熱心な二人に、私からは、アオニサイファームが誇るブルーベリー栽培方法「独立適応栽培」の説明や、アオニサイファームがこれからやっていきたいことのビジョンを話させていただきました。
二人は、私の話の中で、「新規就農者を増やす」というアオニサイファームの目的の一つに特に興味を示していました。
この「新規就農者を増やす」という目的のために、アオニサイファームでは具体的に何をしていくのか?
今考えているその一つは、「情報の発信」です。
例えば新規就農された農家さん、あるいはベテラン農家さんに会いに行き、お話を聞かせていただき、その考え方や魅力が存分に伝わるような記事にして公開する。
その記事を、農業に興味をもっている人や、就農したい思いを持っている人に届けることで、新規就農に向けた力に少しでもなれるのではないかと思っています。
その考えを話していたとき、聞いてくれている二人の瞳がどんどん輝いていくのがわかりました。
そこで私から「もしよかったら僕のインタビュー取材に同行して、農家さんの話を聞いてみる?」と訊いてみたところ、二人は「同行したいです!」と即答。
さらに、向上心と好奇心にあふれる二人は、インタビュー取材をするだけでなくその記事作りにも関わりたいとのことで、「じゃあ、“アオニサイファーム取材班”を結成するか!」と、私たちは大いに盛り上がりました。
若者が若者の心で感じたことを言葉にし、発信することで、より若い人に興味を持ってもらえる情報になると思います。
このような「仲間」ができたことがとてもありがたく、嬉しい気持ちでいっぱいです。
祖父が作ってくれた農作物に感動し、「農家のために出来ることは?」の答えを求め農学部へ。
まだまだ冒険の途中だ。
実際に就農している方の声を聞きたいと思い、取材班に参加する。
農業を始めたいけど勇気が出ない。そんな方を後押しできる記事を作っていきたい。
小学生のとき農家さんの家で食べたレタスが忘れられず茨城で農学を学び始める。最近は原付にまたがり田んぼや蓮田を見て癒されている大学生だ。
環境に優しい農業を研究しながらも、実際の農家の現状をもっと知りたいと思い取材班に参加した。私たちの記事を読んで、色んな人が農業に興味を持ってもらえたら嬉しい。
そしてさっそく「取材班」による初取材のスケジュールも決まりました。
今は、質問する内容についても話し合い、まとめているところです。
今後私を含め3名の取材班でさまざまな農家さんと出会い、お話を聞き、それを記事として発信していきたいと思っています。
どうぞご期待ください!!
アオニサイファーム代表。京都でブルーベリー農園立ち上げに携わったことから農業に取り組み始め、2020年、妻の実家・つくば市でアオニサイファームを設立。ブルーベリー観光農園オープンへの第1歩を踏み出す。