農業の魅力に惹かれた私たちは、多くの農家さんと出会い、農業の実態や奥深さをもっと教えていただきたい。
そして地域がもつ力と、農業を志す人の力を組み合わせるアイデアを生み、結果を出す。そんな、地域を盛り上げる農家のコミュニティ=「輪」になっていくことが目的です。
立ち上げたのは、異業種から農業に関わり始めた二人です。
青木 真矢 (写真左)
グラフィックデザイナーとして個人会社を経営し広告デザインに携わりながら、2020年につくば市で「アオニサイファーム」を起業。
近藤 直也 (写真右)
2020年まで19年間活動したJリーガー時代に、サッカースクール「DO SOCCER CLUB」を起業。現役引退後、その経営に加えて農業への参入を計画中。
ふとしたきっかけで出会った二人は、異業種から農業に関わり始めた同世代であること、そして何より、それぞれが「農業×○○○○」をカタチにできるよう活動していたことから、意気投合しました。
◆青木は広告デザイナーとしての経験を活かした「農業×クリエイティブ」
◆近藤はプロアスリートとしての実感を基にした「農業×アスリート」
そして、ともに農家視察に歩いて学びを深める中で、二人の力を合わせて地域に貢献したい思いが一致し、このプロジェクトを立ち上げました。
1)青木 真矢
広告デザイン業もしながら新規就農者として「アオニサイファーム」を立ち上げ、ブルーベリー観光農園オープンに向けて活動しています。
農業に対して世間からは「きつい」「稼げない」といったイメージが先行し、農業に挑戦する若者はなかなか大きく増えません。
そのため、私自身が農家として成長する努力をすることはもちろん、大なり小なり農業に関心ある若者に向けて、農家のことをもっと知ってもらい、新規就農者を増やしたいと思っています。アオニサイファームのウェブサイトは当初から、そんな情報の効果的な発信を念頭に構築していました。
そのウェブサイトからの新たな発信のため、先日、農業を学んでいる大学生からなる「アオニサイファーム取材班」を結成しました。今後、さまざまな農家さんにインタビューした記事を掲載していきますので、新規就農のきっかけや参考に少しでもなればと願っています。これも「農業×クリエイティブ」の一環です。
私のように従来からの仕事と農業というダブルワークが、社会の働き方の一つとして定着し、今後の農業の新しいカタチにもなっていくのではないか・・・そんなことを考えながら活動していきます。
2)近藤 直也
Jリーガーとしての現役時代から、引退後の仕事や生活に対して危機感を覚え、サッカースクールを起業しました。そして、賛否を受けながらも、現役選手としての練習・試合出場と、オーナーとしての営業活動等を掛け持って活動していました。
その甲斐あり、引退直後から経営に注力し、現在は4拠点をもつスクールとして展開ができています。
私はこのようなセカンドキャリアを歩んでいますが、現役時代から引退後を考えている選手は少なく、いざ引退したときに路頭に迷うケースが多いのが現状です。サッカーコーチの仕事を得られても夕方から夜にしか仕事がなく、それだけで十分に生活していくことは困難です。
それを間近で見てきた私は、アスリートが体力を活かして農業に参入することで、引退後の道が広がるのではないか、その道筋を作れないかと模索しながら動いていました。
今後の現役引退後は、夕方から夜にはサッカーコーチ、昼には農業、というダブルワークが定着していくといいのではないか・・・そんなふうに考えながら活動しています。
上記「1」の目的を実現させていくべく、二人でいろんな農家さんとお会いさせていただくことから始めます。
「ワニナル」からご連絡をさせていただきましたら、ぜひ、ご協力いただけますと幸いです。まずはつくば市を中心点として、茨城県全域、そして北関東へ。さらには青木の出身地である関西へも広がる「輪」になっていけたらと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします!
1)つくば市とのコラボ企画
つくば市が運営するウェブサイト「Farm to Table つくば」の編集部コラムにて、「ワニナルプロジェクト」、「アオニサイファーム取材班」の活動が紹介されました。
そして継続的なコラボ企画として「アオニサイファーム取材班」のインタビュー記事を「Farm to Table つくば」の編集部コラムにてご紹介いただいております!
(詳細はこちら→)
2)全国農業新聞に掲載されました!
全国農業新聞8月12日号茨城県版に「ワニナルプロジェクト」の記事が掲載されました!
(詳細はこちら→)
3)全国各地の新聞にワニナルプロジェクト&取材班の記事が掲載されました!
2022年7月に行われた「共同通信社」奥林記者による「ワニナルプロジェクト」&「取材班」の2日間に渡る取材を元に書かれた記事が全国各地の新聞に掲載されました!
(詳細はこちら→)
青木 真矢
(あおきしんや)
「アオニサイファーム」代表。兼、広告デザイン全般を手がける株式会社ファストユニオン代表兼グラフィックデザイナー。
京都でブルーベリー農園立ち上げに携わったことから農業と出会い、徹底的にこだわって栽培したブルーベリーの美味しさに感動し、自分の農園を持つ夢を抱く。
2020年、妻の実家・つくば市でアオニサイファームを設立。ブルーベリー観光農園オープンへの第1歩を踏み出す。
農作業に加え、農業に興味を持つ若者を増やすための情報発信にも力を入れ活動中。
近藤 直也
(こんどうなおや)
「DO SOCCER CLUB」代表。元プロサッカー選手。
柏レイソル時代にJリーグベストイレブンおよび日本代表選出。19年間のプロ生活を経て2020年に現役引退。
現役時代の2013年に地元茨城県つくば市(土浦市、取手市)でサッカースクールを開校し、オーナーとして経営を続ける。
同スクールの経営に加え、アスリートのセカンドキャリア支援に関心を持ち、農業分野でアスリートが活躍できるチャンスを生み出すべく、精力的に農業に関わっていく。
代表:川上 和浩(かわかみ かずひろ)さん
栽培作物/ミニトマト・トウモロコシ・ネギ・ポップコーン・カボチャ・唐辛子等
代表:石田 真也(いしだ しんや)さん
栽培作物/ベビーリーフ・人参・玉ねぎ・さつまいも等
代表:出雲 与一(いずも よいち)さん
栽培作物/米・京筍・なす・ほうれん草等
高谷 良子(たかや よしこ)さん/高谷 浩太(たかや こうた)さん
栽培作物/原木きのこ・栗・柿等
猪 圭(いの けい)さん
代表:谷口 能彦(たにぐち よしひこ)さん
栽培作物/アスパラ・落花生・枝豆・そら豆等
代表:森口 雅也(もりぐち まさや)さん
栽培作物/枝豆・人参等
代表:松田 聖史(まつだ きよふみ)さん
栽培作物/枝豆・人参・さつまいも等
代表:伏田 直弘(ふしだ なおひろ)さん
栽培作物/小松菜・水菜・ロメインレタス・リーフレタス・ほうれん草・パクチー等
黒田 久雄(くろだ ひさお)教授
代表:小辻 孝輔(こつじ こうすけ)さん
栽培作物/いちご・さつまいも
代表:木村 誠(きむら まこと)さん
栽培作物/ベビーリーフ・レタスミックス・葉物野菜・ハーブ・根菜等
[左]會原 亮太(あいはら りょうた)さん/[中央]岡田 祐司(おかだ ゆうじ)さん/[右]清水 祐記(しみず ゆうき)さん
代表:鈴木 聡(すずき さとし)さん
栽培作物/白菜・キャベツ・ほうれん草・ねぎ・もろへいや・藍等
代表:綿引 洋(わたひき ひろし)さん
栽培作物/ミニトマト
代表:十川 英和(そごう ひでかず)さん
栽培作物/サラダセット(ほうれんそう・こまつな・ルッコラ・サラダ赤からし菜等)・人参・ブロッコリー等
農場長:青木 稔夫(あおき としお)さん
栽培作物/キャベツ・とうもろこし・たまねぎ等
畜産/肉牛
代表:桜井 孝充(さくらい たかみつ)さん
栽培作物/米・小麦・大豆
代表:國領 浩樹(こくりょう ひろき)さん
野菜の王様と呼ばれる「ケール」をふんだんに用いたグルメサラダを販売
[左]農場長:鈴木 英樹(すずき ひでき)さん/[右]PR・広報担当:粟野 謙心(あわの けんしん)さん
栽培作物/ケール・にんじん・ビーツ等
代表:藥師寺 克実(やくしじ かつみ)さん
栽培作物/いちご
代表:小久保 貴史(こくぼ たかし)さん 【つくば市議会議員】
栽培作物/米・小麦・大豆
代表:坂本 一信(さかもと かずのぶ)さん
栽培作物/にんにく・さつまいも・にんじん・じゃがいも・イタリア野菜等
茨城県担当:佐藤 大輔(さいとう だいすけ)さん
迅速に生産物の鮮度を保ち届けるための地域共同配送システムを運営
天野 昂汰 (あまの こうた)さん
農業関係者と繋がりをつくりながら日本一周を目指し奮闘中のバンライファー
[左]浅田 健太郎(あさだ けんたろう)さん/[右]代表:髙橋 直也(たかはし なおや)さん
栽培作物/さつまいも・蓮根等
代表:垣本 泉(かきもと いずみ)さん
栽培作物/にんにく・レタス・スナップエンドウ等
園長:関 浩一(せき ひろいち)さん
世界最大級の牡丹とシャクヤクの園。除草剤、農薬を一切使用しない100%オーガニック栽培。
代表:石島 繁(いしじま しげる)さん
栽培作物/ヤーコン・さつまいも等
苅部 優太(かりべ ゆうた)さん
栽培作物/米・とうもろこし・ねぎ・ほうれんそう・さつまいも等
代表:渡辺 誠一郎(わたなべ せいいちろう)さん
ISPは“市之台自然公園プロジェクト”の頭文字を取ったもので、荒れた遊休土地に里山環境を呼び戻すことを目的とした、茨城県つくば市にある市之台地区近隣10世帯ほどの小さなコミュニティー。
[左]小谷征也(こたに まさや)さん/[中央]代表:高橋 浩平(たかはし こうへい)さん/[右]統括マネージャー:中野 壮(なかの たけし)さん
栽培作物/米・とうもろこし・ねきほうれんそう・さつまいも等
[左]柴原 優貴子(しばはら ゆきこ)さん/[右]宮崎 絵美(みやざき えみ)さん
つくば観光大使としてつくばの魅力を発信されながら、柴原さんはスポーツをがんばる人の爪のケアに特化した「アスリートネイル」、宮崎さんは無添加発酵調味料でつくる「森と海のおべんとう」を個人的に展開されています。お二人は現在ワニナルプロジェクトで発刊を目指すフリーペーパーの編集部チームに在籍中。
鈴木 雄人(すずき ゆうと)さん
青果卸で2年勤務後、農家にとって役立つ情報を日本全国の農家を周りながら発信。
伊東 応樹(いとう まさき)さん
チェーンソーと刈払機を使ってつくばを中心に空き地を整備するボランティアチーム。
[左]大野 峰(おおの たかし)さん 「Healthy Soil」/[右]社本 一彦(しゃもと かずひこ)さん「Masakari」
栽培作物/旬の野菜を年間40品目程栽培 「Healthy Soil」
カカオ豆から板チョコレートができるまでの全工程を自社工房で一貫管理して無添加チョコレートを製造。 「Masakari」
代表:大木 一真(おおき かずま)さん
栽培作物/人参・ねぎ等
[左]代表:岡本 教充(おかもと のりみつ)さん /[右]植村 千絵美(うえむら ちえみ)さん
店舗販売、移動販売のお米屋さん。一番人気はオリジナルブレンド米「のち」。パートナーの植村さんは隣でボディケアのお店「リラクゼーションのち。」を運営。
代表:門奈 理佐(もんな りさ)さん
植物ゲノム分野の研究経験を重ねた研究者を中心に、子育て世代の女性ばかりで運営するバイオベンチャー。